昨日、スピリチュアル仲間の方と電話している時に志村けんさんの訃報を聞きました。
コロナウイルスに感染されて入院していることは、情報番組で見聞きしていましたが・・・
まさかと思い、最初は冗談を聞いているとしか思えませんでした。
その後に体の力が抜けるような感覚に襲われた。
今までテレビに出られている方の訃報を聞いて、このような感覚になったのは初めてかもしれません。
その方との話した内容は、志村けんさんがその身をもって、今の日本のコロナウイルスへの対処などの甘さを示してくれたのかもしれないということや一つの時代が終わったということなどでした。
ドリフ世代・・・全員集合世代と言った方が正しいのかな?
全員集合世代の私は、毎週の土曜日の「8時だョ!全員集合」を楽しみにしていました。
同年代の方たちは、みんなそうかもしれませんね。
最盛期には、40~50%の視聴率を稼ぎ、「お化け番組」や「怪物番組」と呼ばれていたそうです。
いかりや長介さんとの親子のような絶妙なコンビネーション。
仲間たちのコントで、どれだけ泣き笑いをし、腹を抱えて転げまわったことか。
その時代の日本中を笑いの渦に巻き込んだのは、志村けんさんでした。
私の父親は、「こんなくだらないものを見て・・・」と、いつも「8時だョ!全員集合」の番組が始まると否定的なことを言っていましたが、その後に私たちと一緒に笑っているというのが我が家のパターン。
私たちに「文句言ってたのに父さんも笑ってるじゃん!!」と言われて気まずそうな顔をしている父親の顔もいい思い出です。
ドリフの時間と共にある家族の笑い声や笑った顔がそこにあり、ブラウン管の中心に志村けんさんがいた。
私たちのその思い出の時間の中に彼が共にいてくれています。
志村けんさんがお亡くなりになることが、〝なぜ今なのか?〟を考えたときに気づいたことは・・・
日本をここまで笑わせてきた笑いの大スターは、ここまでして日本を笑いで救おうとしてくれているのかということ。
学校も部活動も映画も外出も自粛の状況で、子供も大人もこれから放送されるであろう志村けんさんの回想番組を見ることとなるでしょう。
その志村けんさんのコントで笑いの渦がどれだけ起こることでしょう!!
自宅で過ごす子どもたちがかつての私たちのようにそのコントに引き込まれ、真似をする子供たちもでてくることだと思います。
不安な心配な様々な感情に動く中で、彼は日本中のみんなを笑いの世界に引き込み救おうとしてくれている昭和の偉大なお笑いの大スター!!
人間にとって、どんなときにも笑いが大切であるのかをこんなにも私たちに刻み込むことが彼の人生のシナリオに書いてきたものだとするなら・・・
再放送に私たちは感謝の笑い泣きをすることが、彼への冥福を祈ることになるのでしょう。
志村けんさんのご冥福を心からお祈り申し上げます。