ふらっと本屋さんに立ち寄り本を選んでいると、『命の授業』という本を見つけました
表紙は著者の腰塚勇人さんが首に装具をつけられて痛々しくベッドに横になっている写真です。
そして帯には、30万人が泣いた奇跡の実話と書いてあり、TVのアンビリーバボーに出演とも書いてあります。
大変に興味を持って、パラパラと本をめくってみます。
前半部分は、写真も多く少ない文章で書いてあり、これはすぐ読めそうだなと思い、すぐ購入することを決めました。
自宅に帰り本を開き、読み始めたのですが、いろいろと考えさせられる内容でした。
自分が大怪我をしたときに腰塚さんのように前を向いて生きられるかと・・・
少し簡単に書かせてもらいますね。
腰塚勇人さんは、神奈川県で体育教師をされておられました。
スキーの転倒事故で頸椎を骨折されて手術が成功しましたが、手足が全く動かない状態になられたそうです。
生き方が全くわからず、自殺を試みましたが死にきれず・・・
その中で、奥さんやご家族の方、仲間の先生方や生徒さんにいろいろな言葉をもらい初めて『助けて』って言っていいんだ。『助けて』と言うとみんな助けてくれる!ということがわかったそうです。
そして、すべてを受け入れて『笑顔』でいると決め、どんなことにも『ありがとう』と言うことを決めた直後から少しずつですけども動かなかった手足が動き出したそうです。
その後のリハビリを頑張られて、なんと、スキーの転倒事故から4ヶ月後に先生として学校に復帰されました。
主治医の先生には「首の骨を折ってここまで回復した人は初めてです。奇跡的な回復です。」と言われたそうです。
学校に戻られる時に5つの誓いというのを決められました。
口は…、人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう…
耳は…、人の言葉を最後まで聴いてあげるために使おう…
目は…、人の良いところを見るために使おう…
手足は…、人を助けるために使おう…
心は…、人の痛みがわかるために使おう…
自分を助けてくれた人たちがしてくれたことを今度は私がすると決められたそうです。
そして、2つ目の奇跡も起こすことになります。
事故後にお医者さんから「赤ちゃんができないかもしれない。」と言われていたそうですが、息子さんを授かりました。息子さんを授かってから改めて感じたことも書かれておられます。
このような経験をされて、なかなか言えないことだと思いますが、事故に感謝している。大切なことに気づかせてありがとう・・・と。
今も麻痺が残っている体の部分も宝物だと言われています。。
何度も失敗で辛い悲しい思いをしても失敗は悪いことではなく夢に近づく成長した証とも言われていらっしゃいます。
(命の授業 腰塚 隼人 ダイヤモンド社の内容をまとめさせていただいています。)
自分自身もプロフィールに書いているように腰塚さんが負われたような大怪我をしてもおかしくないような大事故を数回も経験しています。
なかなかこんな人間いないかもしれません。
その経験・結果をどう感じ、その後にどう生きるかが魂を向上させていくのに大事なのかということを感じながら読ませていただきました。
のほほんと生きている自分に対して、ご神仏様、スピリットガイドさんが腰塚さんの生き方を本を通して見せてくれたのだと思います。
そして、「そなたは、これからどう生きるんだ?」という事をつきつけられました。
自分は、「嬉しい・楽しい・面白い、そして悩み解決を通して、スピリチュアルを理解してもらい、皆さんの魂の向上の力になりたい。ここに携わっていきたい。」と返答しました。
「あのような大事故があった中でも、五体満足でいられることをどう思うか?どう感じるのか?1日1回、自分のブログのプロフィールを読むのもいいかもしれない・・・そうすることによって、毎日をどう思って、どう感じて過ごすか・・・」という言葉をいただきました。
まず、自分は生かしてもらっていることを感じるというところ、ここからスタートみたいです。
「感謝だよなぁ~感謝・・・感謝・・・」と考えていると、
斉藤一人さんが言われている「天之御中主神(アメノミナカヌシ)さま、お助けいただきまして、ありがとうございます。」という言葉を思い出しました。
実は、斉藤一人さん大好きです。これも感謝の言葉ですよね!
自分は、本当にご神仏さま、スピリットガイドさんに助けていただいてるなと・・・
ブログのプロフィールでも書きましたが、磯垣に正面衝突した時には、エァバックと自分の間に入りクッションになってくれた存在を感じました。本当に感謝です。
2度目事故でも、居眠り運転をしてた車を止めてくれたお地蔵様にも本当に感謝です。
労災事故でも「動かないことを覚悟してください・・・」と言われましたが、左手の指も問題なく動いてくれています。
これらのことを忘れずに、生かされていることを忘れずにということですね。
腰塚さんの『命の授業』の本の中で一番心に残っている文章は、
「今のすべてを受け入れて、いつも『笑顔』でいることを決めました。
どんなことにも、『ありがとう』を言おうと決めました
そうしたら・・・
まったく動かなかった手足が・・・、
事後から10日後・・・、
だんだん動きはじめてくれたんです。」
(命の授業 腰塚 隼人 ダイヤモンド社引用)
すべてのことにジャッジをせず、受け入れて『笑顔』で、どんなことにも『ありがとう』と感謝ができるようになると、奇跡が起こった!!
これもまた、斉藤一人さんが本に書かれていることそのものですね。
腰塚さんは、大怪我されたことにより、このことに自分自身で気が付かれ奇跡を起こされました。
その経験をして、その経験を伝えていく。それが腰塚さんのこれからのお役目なのですね。
実際、腰塚さんは、教師というお仕事を辞められて、現在はというと講演をメインに活動されているようです。一度、ぜひお話を生で聞いてみたいと思いました。
私のお知り合いの方もいろいろと人がしないような経験をされて、教師から講演を主として活動されていらっしゃる方がおられます。
その方も自分か経験したことを伝えていく道を選ばれています。
教師としての生徒の前で話す経験がその後の講演で話すということにつながっているようです。これも自分で道をつけて生まれてきてらっしゃるんですね。
最後にもう一度、5つの誓い
口は…、人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう…
耳は…、人の言葉を最後まで聴いてあげるために使おう…
目は…、人の良いところを見るために使おう…
手足は…、人を助けるために使おう…
心は…、人の痛みがわかるために使おう…
(命の授業 腰塚 隼人 ダイヤモンド社引用)
この5つの誓いを自分も実践できるようにしていきたいと思います。