以前と最近読んでみた本の感想を簡単にですが書かせていただきました。
何かのご参考になればと思います。
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寄付金・クラウドファンディングの集め方 佐藤しもん(ぱる出版)
クライアントさんのお話からお役に立つかもしれないとご紹介した本になります。
実際のところは、少し私の思っていた内容とは違い・・・
読んでからご紹介を考えればよかったと思ってしまいましたが、何か理由があり、寄付金を集めることを考えている方・クラウドファンディングをすることを考えている方には参考になるのではないかと思います。
著者の佐藤しもん氏は、ファンドレイザーとして国内では数少ない10億円の寄付金を集められた方のようです。
数年間日本最大級の助成金を扱っている基金において、審査員をされていたとのことです。
この経験から申請書を書く際の注意点や地助成金を手に入れるコツというものも書いてくれています。
その他には、チャリティーイベントの開催のコツ、街頭募金のコツ、定期寄付のシステム、NPOを立ち上げて、社会起業家のなる方法なども順序立てて説明してくれています。
この本で一番読んでもらいたいのは、終章「お金の力とほんとうのこと」です。
この本をご紹介したクライアントさんは、著者と同じ気持ちで少しずつではありますが、行動し始めています。
私も微力ですが、ご協力できることはしていきたいと思っています。
人生の勝算 前田裕二(幻冬舎)
前からこの本は読みたいと思っていたのですが、なかなか機会がなくて・・・やっと読むことができたという感じです。
帯に書いてある秋元康氏の『勝算なんて何も根拠のないことを、この若き経営者は知っている。だから、前田裕二を信じた。』というコメントに興味をそそられてしまっていました。
出版社さんの狙い通りなんでしょうね。
時間が掛かりましたが、手に取ることができました。
前半は、前田氏のコミュニティビジネスをやる上での考え方をAKB48グループやスナックを例にして書かれています。オンラインサロンなどのコミュニティビジネス考えている方には役に立つのではないか思います。
中盤から後半は、前田氏のサラリーマン時代からSHOWROOM起業までのことが書いてあります。
素直にこんな泥臭い努力をしていたと書かれていることに好感が持てましたし、8歳で母親を亡くしてからとこの泥臭い努力の対価として今の成功があることは間違いないでしょう。
本でしか見えてこない部分もあるので分からないですが、対価を払った期間が長いので、この方はほぼほぼ仕事や人生で運が落ちるということがないのではないかな・・・と本を読みながら思っていました。
この辺の運の考え方は、また別の記事でしっかりと書いてみたいと思います。
また、SHOWROOMのビジネスモデルが中国のネットサービスに合ったことをこの本を読んで初めて知りました。
良い海外のサービスを日本に持ってくる。
マクドナルドもセブンイレブンなどやネットではZOZOTOWNなんかもそうだったですよね(間違ってたらごめんなさい)。
やはり、このやり方がビジネスで一番成功しやすい方法なんだなと改めて思いました。
なかなかできないことですけどね・・・
ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である いしたにまさき (技術評論社)
ネットの世界の中で一般的に成功されている人たち110人にアンケートに回答してもらった内容をすべてこの本の中で読むことができます。
私は、このアンケートの内容を読むことができるだけでも価値があるなと思いました。
また、著者のいしたにまさき氏が〝アンケートから何が読みとれたのか〟を各項目定量分析とクロス分析で解説してくれています。
この〝アンケートから何が読みとれたのか〟で特に印象に残っているのは、2つ。
情報発信しても受信者がどう受け止めて行動するかは発信者の手を離れてしまっているということ、ある程度反応に対して「スルーする力」が必要であるということ。
そして、収入に変化があったのが、半年・1年・3年と期間が長くなるにしたがって人数が増えていくということ。
この期間に関しては、3年がピークでその後から人数が減っていきます。
やはり〝石の上にも3年〟と言われるように、3年は結果が出なくても続けていくことが大事なのだな・・・ということが分かります。
このブログを書き始めて、もう少しで2年目に入ります。
実際にブログから収入が入り始めたのは、1年半ぐらい経過してです。
もう1年しっかりと続けることができると、もう少し違った景色を見ることができるのかな・・・と3年目がとても楽しみになりました。
絶対達成マインドのつくり方 科学的に自信をつける4つのステップ 横山信弘(ダイヤモンド社)
ビジネスの師匠と昨年末に決めた今年の【作業目標】を絶対に達成したいと思って、この本を手に取りました。
なぜ・・・【作業目標】なのかというところからお話しないといけないですね。
売上など目標の立て方というのはたくさんありますが、売上って自分がどうにもならないものですよね・・・
お客さまが自分の商品などを買って下さる金額が売上というものになります。
そうなると、私ではどうにもならないもの・・・その中で売上を上げていく為に何をやっていくかというと、お客さまが自分の商品を選んでくれるための作業をする。
例えば、前年度の新商品を10個増やして100万円の売上アップになった。
そこから、今年度200万円の売上アップを望んでいるので、新商品を20個増やす必要があると予測できる。
この予測から今年は新商品20個増やすという【作業をする目標を立てる】ということです。
だから、【作業目標】ということになるのです。
もちろん途中での修正は必要になってくるとは思いますが、私の目標の立て方というのは、このようにして立てていきます。
もちろん、ビジネスの師匠に教えてもらった目標の立て方なんですけどね。
今年の【作業目標】を絶対に達成したいという気持ちからこの本を読みました。
なぜなら、昨年のブログに対して立てた【作業目標】の達成率が70%だったからです・・・
この本は、目標の絶対に達成する行動を「あたりまえ化」していくには、どうしていけば良いのかということをしっかり説明してくれている内容になります。
後は、「倍速管理」の考え方ですが、以前に読んだ「・・・」と似ていて、目標達成していく人たちは、このような作業の仕方をしていくのだなと改めて思いました。
私としては、この「倍速管理」も使って、必ず今年の【作業目標】を達成し、目標達成を「あたりまえ化」していきたいと思います。
「知っているかいないか」で大きな差がつく!人生逃げ切り戦略 やまもとりゅうけん (KADOKAWA)
著者のやまもとりゅうけん氏は、オンラインサロン「人生逃げ切りサロン」を運営され、このサロンは、「西野亮廣エンタメ研究所」に次ぐ国内トップクラスの参加人数規模を誇るそうです。
著者の考える〝人生を逃げ切る〟とは、「経済的な不安が限りなくゼロに近づいた状態」「面倒な人間関係や誰かに決められた場所・時間に縛られない状態」だということ。
本書の中で、〝人生を逃げ切る〟状態になれるために始めるべき副業・やってはいけない副業を説明してくれています。
また人生を逃げ切られた方の事例集まで書いてくれています。
個人的には、最終章のインフルエンサー鼎談が面白かったなと。
鼎談されている3名は、著者のやまもとりゅうけん氏とイケハヤ氏、迫祐樹氏で9つのテーマについて語られており、とても勉強になりました。