世界各国や宗教の違いでの蜘蛛に対しての考え方や生物学的に蜘蛛は益虫であること。
スピリチュアルな観点での蜘蛛をよく見ることの意味や解釈、メッセージに対しては、3つの考え方。
一般的には日本では朝の蜘蛛は縁起が良くと夜の蜘蛛は縁起が悪いとされますが、私の捉え方を書かせていただきました。
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蜘蛛は世界国々や宗教でどのように考えられているのか?
ヨーロッパでは、蜘蛛は〝幸運のシンボル〟の象徴とされており、背中に十字架のある鬼蜘蛛(オニグモ)は殺してはいけないとされているそうです。
古代ローマの商人は、商売繁盛と金運のお守りとして蜘蛛の巣をあしらったアイテムを持ち歩いたそうで、古代ローマで蜘蛛は、金運が上がることの象徴だった。
アメリカの先住民、ネイティブアメリカン(インディアン)は、蜘蛛のことを〝賢者〟や〝知恵者〟と言い伝えられており、魔除けのアイテムとして蜘蛛の巣を模したお守りであるドリームキャッチャーを使ていたそうです。
ドリームキャッチャーは、ベッドの近くの窓際に吊るすとネガティブな(悪い)夢は蜘蛛の巣を模したキャッチャーに絡まり、1日の最初の太陽の光で滅びると言われます。
ポジティブな(良い)夢は、穴をすり抜けて羽を通してあなたに降りてくるそうです。
また、ネイティブアメリカンのホピ族は、地道にコツコツと巣を作り上げていく様子から蜘蛛を〝成功の象徴〟としています。
宗教ではどう考えられているかというと、仏教では〝天と地を結ぶ〟や〝天から幸運が降りてくる〟象徴という意味で考えられています。
もちろんすべてが良い象徴や意味合いだけではなく、キリスト教では〝悪の存在〟や〝罪深い衝動の現れ〟ともされていることもきちんと書いておきます。
ヨーロッパでは幸運のシンボルと書きましたが、フランスでは朝の蜘蛛は哀しみを意味し、夜の蜘蛛は、縁起が良いとされるそうです。
朝と夜で意味合いや解釈が変わってくるのは日本と一緒ですが、日本は朝の蜘蛛を縁起が良いものと考えますよね。
日本とフランスでは逆になっています。
この辺りの朝の蜘蛛と夜の蜘蛛の考え方は、この記事の後半で書いています。
蜘蛛は、生物学的にも益虫!!家の守り神ともされる!!
蜘蛛は生物学的にも益虫になるそうです。
害虫を捕食して、いなくなれば他に移動する。
人家に生息する代表的なイエグモ(アシダカグモ)などは家に居れば衛生害虫(ゴキブリなど)のを駆除して、害虫がいなくなれば家からいなくなってくれるということです。
ヤモリと同じように〝家の守り神〟ともされる地域もあります。
私の家でも大きい蜘蛛が出てきても〝家の主〟と呼んで殺したりするようなことはしません(地域的にそうなのか、うちの家だけなのか分かりません)。
ちょっと邪魔になるときに箒などでそっと違う場所を移動してもらうぐらいで、そのうち他の場所に自分で移動してくれます。
関連ページ → スピリチュアルな観点での雉(キジ)について
スピリチュアルな観点での蜘蛛の意味や解釈、メッセージや夢での解釈
スピリチュアルな世界はいろいろなものを使って私たちにメッセージをくれています。昆虫などの生き物もその一つです。
基本的には、蜘蛛を見てどのような印象・感情を持ったのかが大切であると思います。
どのような行動・考え・状態のときに見たのかということも大事です。
このような時であれば、私はこのような解釈をするのではないかということを例として書かせていただきます。
私は、現実で蜘蛛を見るのと夢で見るのもどのような印象・感情を持ったのか、どのような行動・考え・状態のときに見たかが大事であり意味や解釈の仕方は一緒だと思っています。
現実と夢とで解釈の行い方や内容が変わることはありません。
また、蜘蛛はスピリチュアルメッセンジャーやメッセージマスターとも呼ばれる生き物です。
見た目で嫌悪する人も多いですが、メッセージを届けてくれる大切な存在として認識してもらうことができればと思っています。
スピリチュアルな観点での蜘蛛をよく見ることの意味や解釈、メッセージ
今は耐えて待つ、辛抱するときや今は動くタイミングではない!!
今行っていることや悩み、問題がある場合、蜘蛛がアドバイスを伝えてくれているとも考えられます。
蜘蛛は巣を作るのに時間をかけて、獲物が巣にかかるまで辛抱して待ち捕獲します。
その悩みや問題に対して、「焦ってやろうとしていることはないか?」や「今が動くタイミングではない!!」というメッセージと受け取ることもできると思います。
焦らず時間が解決の方法になるということであったり、今は耐えて待つときなのかもしれません。
また、努力していることがある場合には、それを絶えて続けるということが今は最良の選択であるというメッセージとも受け取れることもあるでしょう。
こう考えると、蜘蛛は〝忍耐の象徴〟という考え方もできるかもですね。
関連ページ → スピリチュアルな観点での蜘蛛の巣、朝の蜘蛛、夜の蜘蛛などについて
やらないといけないこと思い出させてくれる存在でもある!!
蜘蛛を見たときには、やらないといけないのだけど・・・後回しにしていることをやらないといけないというメッセージでもあると考えられます。
今やっておかないとこの先ちょっと大変なことなるかもしれないことに対して注意を促してくれていることもあります。
蜘蛛が寄ってくる・近づいてくるのは、あなたに受け取って欲しいメッセージがある!!
蜘蛛が寄ってくる・近づいてくるのは、あなたに気が付いて欲しい・受け取って欲しいメッセージがあると考えられます。
このような時には、しっかりと心を落ち着かせて、伝えたいメッセージは何なのかということに意識を合わせてください。
きっとこれかなというものが思い浮かんで来るでしょう。
蜘蛛が近くに居ること心を落ち着かせてなんていられないという方もいるはずですよね・・・
その場合は、箒などを使って蜘蛛に場所を移動してもらい、その時に「今からメッセージを受け取るから、ここに居なくて大丈夫だから。」と伝えてあげて下さい。
関連ページ → スピリチュアルな観点での蜂の行動や見た場所による意味や解釈、メッセージについて
幸運や成功の象徴や金銭的な安定!!小さい蜘蛛や赤い蜘蛛は金運グモとも呼ばれる!!
前項で世界で蜘蛛がどのように考えられているかを挙げました。
幸運のシンボルとして考えていたり、成功の象徴とされていたりと蜘蛛を見ることが縁起の良いことであることが分かると思います。
ドリームキャッチャーの考え方で、蜘蛛が良くないものを蜘蛛の巣で止めてくれて、良いものだけをあなたに降ろしてくれるとしたら、本当に蜘蛛を見ることが楽しみになりませんか?
他にも蜘蛛は足が8本。8は豊かさの象徴でもあり、金銭的な安定を象徴しています。
金銭的な面での安定ということは、仕事でのチャンスや良い転職というように置き換えることもでき、仕事運のアップという捉え方もできるでしょう。
また、小さい蜘蛛や赤い蜘蛛は、〝金運グモ〟や〝金蜘蛛〟と呼ばれます。
イギリスでは、小さい蜘蛛をお金の紡ぎ手や作り手とも呼んでいるそうです。
私もブログで1つの記事を書いてるときに小さい蜘蛛がパソコンを置いている机の後ろの壁に何度も何度も現れることがありました。
その時にはあまり気にしていなくて、今よく考えてみると・・・
その時に書いていた記事が100近くの記事がある中で、今のところ一番のアクセスの入る記事になっています。
この件で、蜘蛛が金運や幸運の象徴ということを私自身が経験させてもらったと思っています。
蜘蛛を見たときの知らせ。朝も夜も良い知らせを届けてくれる生き物!!
日本では蜘蛛を見たときの知らせで思いつくのは、〝朝の蜘蛛は良い知らせ〟で〝夜の蜘蛛は悪い知らせ〟ということではないかと思います。
思いつくものを挙げてみますね。
朝の蜘蛛 → 幸福、神の使い、金運が上がる、殺すな・・・など
夜の蜘蛛 → 盗人が来る、悪魔の使い、殺してよい・・・など
まだまだあると思いますが、一般的に日本ではこのように言われることが多いようです。
夜の蜘蛛、本当に日本ではイメージが悪いですよね・・・
私は基本的には、このようなイメージをまったく気にしていません。
朝は神の使いと喜ばれ、夜になると悪魔の使いと嫌われて殺してもいいとか言われてしまうのは、ちょっとおかしいな・・・かわいそうだな・・・という思いの方が強いです。
朝の蜘蛛も夜の蜘蛛も良い知らせや気づきを届けてくれる生き物。
皆さんにたくさんのメッセージを送るために現れてくれるスピリチュアルメッセンジャー・メッセージマスターだと思っています。
関連ページ → スピリチュアルな観点でのトンボの色や場所、行動による意味や解釈、メッセージ
まとめ
日本では、見た目のグロテスクさにより敬遠されることの多い蜘蛛ですが、世界各国の蜘蛛に対しての考え方は、良い象徴とするものが多いです。
生物学的にも益虫とされており、ヤモリと一緒に家の守り神と考えられる地域もあります。
殺したりしないで、箒などでそっと違う場所に移動してもらうような対応をしていただけるといいなと個人的には思っています。
朝の蜘蛛も夜の蜘蛛も大切なメッセージをあなたに届けに来てくれているメッセンジャー!!
あなたが気づきを受け取ったならば、移動して姿を消していくことでしょう。