「スピリチュアルな観点での雨について」の続きとなります。
雨の日に神社やお墓参りに行ってもよいのかを悩まれたことがある方も多いかもしれません。
ご参考になればと思い、雨の日の神社参拝での意味や解釈や行ってもいいのか?行かない方がいいのか?の私の考え。
雨の日のお墓参りや突然雨が降った時の意味や解釈、メッセージなどを書いています。
Contents
スピリチュアルな観点での神社での参拝で雨が降ることの意味や解釈、メッセージ
禊の雨とは、雨の日のご利益?神社参拝で雨が降るのは、神様に歓迎されている証拠?
神社で雨が降るのは、縁起が良いサインと捉えることができます。
参拝前に雨が降り、参拝の直前に上がることや晴れていたのに突然雨が降るなどは、神さまが歓迎している証拠であるともされます。
雨は空気中の気を浄化すると言われます。
神社での雨は、「禊の雨」「禊雨」と言われ、穢れを洗い、身を清めてくれる。
生きている間に不要な体に良くないものやネガティブなエネルギーが溜まっているのを落としてくれる・浄化してくれるのが雨の日の神社のご利益として考えることができると思います。
また、参拝客が多いと神社の邪気も多くなることもあります。
雨が降った後には、雨の浄化作用により清々しい空気になっていることでしょう。
あなたのお参りのために神さまが人払いの雨を降らす!!雨払いをすることも!!
人払いの雨・雨払いというものもあります。
このようなときは、たいていの場合、大雨であるようです。
人払いの雨・雨払いがあると、あなたが参拝するときに神社の参拝者の数が雨のために居なくなったりして、ゆっくりと参拝ができるようになります。
私も何度か経験がありますが、人がいなくなったことをいいことにお社の中に入ってお参りさせていただいたこともあります。
外は大雨で長いことお参りしていると濡れるし、誰もいないし、上がってしまえ!!ということで・・・
もちろん、入っていいところまでですよ。
この人払いの雨・雨払いには、いろいろなパターンがあるみたいです。
神社に着く前に降ったり、神社に着いた直後に降り出したり、境内に入ったら降り出したりと。
その後にあなたが参拝し始めると、雨が止むというパターンもあります。
このパターンの時には、あなたのための人払いの雨・雨払いだったと分かりやすいですね。
神社に行く前に雨が降った!!雨の日には、神社に行かない方がいいのか?行ってもいいのか?
雨の日の参拝は、良いのか?悪いのか?という議論もあります。
晴れを陽とすると、雨は陰という考えから陰の日に参拝に行くのはよくないであったり、土砂降りの時にお参りに行くと神さまに失礼というような意見も聞いたことがあります。
そもそも陰陽は天候だけでなく、いろいろなものにあり、人の気持ちや行動にも陰と陽があると思います。
神社にお参り行くという気持ちや行動を陽とすると、雨の日にお参りに行ってもまったく問題ないでしょう。
そして、雨が降っているということで参拝に来ている人を失礼だと神さまが思うことはないと考えます。
あくまでも私の考え・思いですよ。
雨の日の参拝、これについての私の考えは、自分次第。
あなたが行きたいと思うのであれば行くべきなのかなと思います。
「土砂降りでも・・・何か今日お参りに行きたい!!」という気持ちを私は大事にしています。
もちろん、「雨が降っているから、今度にしよう!!」という時もあります。
あなたの気持ちがどうであるか、自分の感覚を大事に判断してよいのではないでしょうか。
これは、人間の私だからの考えかもしれませんが、雨の日にわざわざお参りに来てくれたとなると、神さまからの印象も良いのではないかとも思います。
「足元の悪い中でも来てくれた!!」と人間が思うように神さまも喜んでくれているかもしれませんよね。
一般的な解釈は、出発時の傘をさすほどではないパラパラ雨は、禊払いの雨。
穢れを洗い、身を清めてくれると考えて、このような雨は、さほど気にする必要もないと思います。
出発時の大雨は、お試しと足止めの両方あると解釈できることもあるでしょう。
それでもお参りに来るのか試されている・・・
また、何か理由があって、日をあらためることを望まれていることもあるのでしょう。
「どちらなのかな・・・?」と思うのであれば、あなたがどうしたいのかという気持ちを大事にしてください。
それが神さまからのメッセージであると思います。
あなたの運気の状態で雨の日と晴れの日の参拝を分けてみる!!
逆に雨の日を選んで神社にお参りに行くという人もいます。
単純に参拝者が少ないのでゆっくりお参りができるという人。
気持ちが落ち込んでいる時やネガティブなことが続く時などに「禊の雨」の効果を期待して、マイナスの運気をリセットするために雨の日を選んで参拝するという人もいます。
今、調子が良いから、その運気をさらに上昇させたいときには、晴れの日にお参り。
マイナスの運気をリセットしたいときには、雨の日のお参りというように自分で天候によって分けて参拝するというのも一つの方法かもしれないですね。
雨の日には、水の神さまや龍神さまをお祀りしている神社にお参りしてみる!!
水の神さまを祀る神社に多いと聞いたことがありますが、願いを聞き入れたという印に雨を降らすということもあるようです。
その時には、お天気雨になることもあれば、土砂降りになることもあるとか。
龍神さまが喜んでいる時には、雨を降らすことも多いと言われます。
一つの提案ですが、水の神さまや龍神さまをお祀りしている神社を事前に調べておいて、雨が降った日のお参りは、水の神さまや龍神さまいらっしゃる神社に行くというのはどうでしょうか。
スピリチュアルな観点での雨の日のお墓参りについて
雨の日のお墓参りの意味や解釈、メッセージ。突然の雨の意味は?
前項の神社へのお参りのところでも書いたように、雨は空気中の気を浄化してくれます。
浄化した環境の中でご先祖さまと向き合えるということは良いことですよね。
あまり気にせずに、ご先祖さまとお会いできることの喜びに意識を向けることが良いでしょう。
また、お墓参り前に突然雨が降ったり、お墓参り中に雨が降り出したりということもあると思います。
ご先祖さまの歓迎の印・メッセージとされ、このような雨を降らせるという現象を起こすことがあるようです。
「霊能者に会い行く前・会ったときに起こった不思議な体験」の記事で書いていますが、私は霊能者に会いに行く出発時に一緒に洗った靴が片方乾いていて、もう片方が水で今濡らしましたというぐらいビチャビチャであったことを経験しています。
足止めかと思いましたが、実際はご先祖さまの私がその霊能者さんに会いに行くことに対しての喜びを表現したものでした。
もしかすると、ご先祖さまは、私たちに何かを気づいてもらう時に水という物質を使うことが多いのかもしれません。
雨の日には、お墓参りに行かない方がいいのか?行ってもいいのか?
私は、最近まで知らなかったのですが、神社へのお参りと一緒で雨の日のお墓参りにはいかない方がいいと言われることもあるようです。
しかし、お彼岸や命日に雨が降っているということもあるでしょう。
雨が降っていてもお墓参りは全く問題なく、迷信のようです。
昔は、墓地というと整備されていないところが多く足元が悪いのでそのように言われることがあった。
神社と同じで、陰陽で晴れを陽とすると、雨は陰という考えから陰の日に参拝に行くのはよくないという考え方や単純にろうそくや線香が消えやすいという理由もあったようです。
今の墓地は、整備されているところも多く、防水・耐水の靴もあります。
陰陽で考えると、天気の陰陽ではなく、お墓参りに行くという陽の行動をするわけですので問題ないかと思います。
ろうそくや線香が消えるというのは、消えてしまっても無理に立てなくてもいいと思います。
ご先祖さまのところに行き、手を合わし、少しでもご先祖さまに対して祈るということが大事です。
ご先祖さまは、晴れていようが、雨であろうが、お墓参りに来てくれているということが嬉しいはずです。
雨の日のお墓の掃除はどうすればいい?
「雨の時にお墓の掃除はどうすれば・・・?」と思われることもあると思いますが、雨でも簡単な掃除はしてあげるといいと思います。
やはり気持ちが大事であると思います。
逆に雨で濡れていると、墓石の汚れなども取れやすいかもしれないですよね。
関連ページ → スピリチュアルな観点での雨について
まとめ
雨の日の神社参拝とお墓参りがよくないと決めつける必要はないと思います。
また、神社とお墓に絶対にこの日に行かないといけないというものもありません。
雨であろうが、晴れであろうが行きたいときに行くということが正解なのではないかと思っています。
ここで書かせていただいたように、雨は穢れを洗い、身を清めてくる浄化作用があったり、ご神仏さまやご先祖さまの歓迎や喜びの印やメッセージとして使われる縁起の良いものであると解釈できます。
こう考えると、雨は吉兆であると言えますよね。