『魂の構造』『魂の構造リーディング』について①からの続きになります。
『魂の構造』『魂の構造リーディング』について①では、『魂の構造』の7大項目にはどんなものがあるのか?そして、『魂の構造』の根幹となる部分の7つの原型(アーキタイプ)について詳しく説明しました。
ここでは7大項目の中の説明ができていない残りの6つの大項目の中の7つのゴール・モード・態度の3つについて書かせていただきます。
Contents
スピリチュアル的な観点での魂 『魂の構造』『魂の構造リーディング』
7つのゴール(今世の霊的な目的・ゴール・フォーカス)
『魂の構造』にも7つの大項目がありました。原型(アーキタイプ)も小項目が7つ。
このゴール(今世の霊的な目的・ゴール・フォーカス)も小項目が7つになります。
ゴールというと、この地上的には、社会的に「成功」「権力」「富」などを得る。ライフスタイル的には、「自由」などというものが達成されたときをゴールというような評価を自分自身の人生や他人の人生で考えてしまうかもしれませんが、ここでのゴールというのは、それらとは違ったものになります。今世での霊的な目的・ゴールとなります。
7つのゴール(今世の霊的な目的・ゴール・フォーカス)は、下記になります。
【受容】【拒絶】【成長】【遅延】【支配】【従順】【停滞】
【拒絶】【遅延】や【停滞】など・・・これが本当に今世の霊的な目的・ゴールなのかと思われるような小項目もあると思いますが、あくまでも転生してくる理由は、魂の成長・学びをするためです。魂の成長・学びをしていく為には、困難や問題・・・などに取り組んでいかないといけないことがあり、このような【拒絶】【遅延】や【停滞】という経験は、最も効果的に魂の成長・学びを促すことになっていきます。
そして、7つのゴール(今世の霊的な目的・ゴール・フォーカス)にも、原型(アーキタイプ)と同じようにポジティブ・プラスの性質・表現とネガティブ・マイナスの性質・表現があります。
例えば、今世の霊的な目的・ゴールに【成長】を選んだ人がいるとします。自己成長することに生きがいを感じるということに重点を置いて、今世でのたくさんの活動を行っていくので、非常に活発で変化の多い人生を送ることが多いです。その中で、成長できそうなものを探していき、何かを目指す・学ぶ・動くことを生きていると感じることができて活き活きしています。成長には変化が必ず伴ってきます。変化をさせるために、何をどのように行動するのか、学ぶのかということも大事になっていきます。
ポジティブ・プラスの性質・表現 理解
【成長】のポジティブ・プラスの性質・表現は、理解になります。この理解という性質・表現がでてきている時には、行動や努力を積み重ねていくことによって、理解が深まり、さらに発展・発達していくことができます。この行動→理解→発展という流れには、常に変化・変容というものが必要となってくるので、はたから見ると目まぐるしく感じられるかもしれません。しかし、あらゆる物事が成長して役に立つと感じれあれるためには必要な流れ・動きなのです。
ネガティブ・マイナスの性質・表現 混乱
【成長】のネガティブ・マイナスの性質・表現は、混乱になります。この混乱という性質・表現がでているときには、成長を目指していく中でたくさんの情報を集めすぎて混乱してしまったり、一貫性のない行動をしてしまったり、動けなくなってしまったりという状態です。このようになってしまうと、成長のためにすごく努力したり、行動しているのに結果が伴わない、発展しないということになってしまって、フラストレーションを感じてしまいます。
霊的な目的・ゴールというのは、いくつもの転生を重ねてたどり着くものです。今世でうまく達成できないということもあると思います。今世で、ネガティブ・マイナスの性質・表現がでているという状態であることも、一つの大事な魂の経験です。今、この経験していることが大事なのです。一歩、0.5歩でもいいので、あきらめずに根気よく前進していきましょう。
原型(アーキタイプ)に何を持っているかによっても、7つのゴール(今世の霊的な目的・ゴール・フォーカス)の内容は変わっていきます。
7つのモード(今世の性格的資質・行動)
この7つのモードというのは、簡単に言えば、今世であなたが選んできた人格的特徴となります。あなた自身が魂を成長させるために選び・決めてきたあなたの性格的資質・行動ということです。
7つのモード(今世の性格的資質・行動)は、下記になります。
【力】【慎重】【情熱】【自制】【攻撃】【忍耐】【観察】
7つのモードにも、ポジティブ・プラスの性質とネガティブ・マイナスの性質があります。
例えば、今世の性格的資質・行動に【慎重】を持っている人がいるとします。その人が起業して仕事を始めることを決めたとします。【慎重】という性格的資質・行動を持っていますので、まず、起業する前に何の分野で事業を行うことが成功しやすいかということをしっかり調べることになるでしょう。この分野のここについて事業にしていくと、どのような補助金があって、どのような企業や専門家から協力を得られるということまで根回しして取り組むかもしれません。しかし、進みが遅くなってしまうこともあると思います・・・
【慎重】のポジティブ・プラスの性質・表現 熟慮
【慎重】のポジティブ・プラスの性質・表現は、熟慮となります。この熟慮の性質・表現がでているときには、取り組む前にまず、「どのようにやるか?」ということをしっかり考えてからの行動となりますので、失敗はしにくいと思います。取り組んでいる間にも、どうすればもっとスムーズにうまくやれるかを考いえて、失敗しにくい行動をとっていくことでしょう。
【慎重】のネガティブ・マイナスの性質・表現 恐怖症
【慎重】のネガティブ・マイナスの性質・表現 この恐怖症の性質・表現がでているときには、慎重になりすぎて、間違っていないか・・・失敗しないか・・・などという思いから、チェックばかりを行って、取り組むこと・やるべきことがまったく先に進まないということになってしまうこともあります。
7つのモード(今世の性格的資質・行動)が分かると、身近にいる両親や友達の言葉・行動の傾向と理由というのが理解できるようになっていきます。ですから、納得できるようにもなり、相手に合わせた反応をするということも可能になっていきます。
7つの態度(経験を処理する方法・主義)
人生をとらえる態度、どのように世界を観るか、どのように受け止めるかという世界観・価値観のことになります。
『魂の構造』では、個人が人生の経験をどのように捉えるか、世界をどのように捉えるかということを態度・主義としています。
この態度(経験を処理する方法・主義)は、他のものと同じように7つあるのですが、転生の中で1つではなく、いくつかを経験することになります。生まれてからは、一番身近にいる母親の態度・主義に影響を受けることになりますが、個性が出てきだすと、自分本来の態度・主義を発展させていきます。1つの転生の中で、若い魂であれば通常1~2つの態度・主義。古い魂になってくると数多くの態度・主義を経験する傾向あるようです。異なる態度・主義を経験することにより、人として成長していくことができるのです。
また大転機と言われるような物事が変わっていくようなときには、この態度・主義が変化し、新しいサイクルが始まるということであったりもします。
7つの態度(経験を処理する方法・主義)は下記になります。
【理想主義】【懐疑主義】【精神主義】【禁欲主義】【現実主義】【皮肉主義】【実用主義】
7つの態度にも、ポジティブ・プラスの性質とネガティブ・マイナスの性質があります。
例えば、【理想主義】の子供と【懐疑主義】の母親がいるとします。
【理想主義】は、すべてのことに理想を抱いています。特徴としては、「物事はこうあるべき!」「世の中は、こうあってしかるべき」という感じです。
【理想主義】の子供は、「これをやってみたら、どんなことができるようになるかな?」「行ってみたい!」「楽しそう!」と好奇心旺盛です。母親の持っている【懐疑主義】の「これをやらせて、大丈夫なのか?」「危険じゃないか?」という影響を受けて、子供も「どうしたらいいのかな?」とモヤっとした状態になってしまうこともあります。しかし、子供が学校に行くようになり、周りのいろいろな友達と関わるようになり、本来の【理想主義】を取り戻して、懐疑的にならなくても「自分のやりたいことをやってみる!」「道を切り開いてみる!」というサイクルに入っていくこともあります。
【理想主義】のポジティブ・プラスの性質・表現 統合
【理想主義】のポジティブ・プラスの性質・表現は、統合になります。この統合という性質・表現がでているときには、物事を理想へと近づけていくために具体的な努力続けていき、発展・進展させていきます。そのために、様々な要素などを良い形にまとめ上げ、改善するという行動を実際にしていきます。結果的に現実を理想へと近づけて、統合させていきます。
【理想主義】のネガティブ・マイナスの性質・性質 抽象
【理想主義】のネガティブ・マイナスの性質・性質は、抽象になります。この抽象という性質・表現がでているときには、こうあるべき・こうだったらいいという理想はポジティブ・プラスの性質・表現と同じように持っているのですが、理想自体が未熟で具体的になっていなかったり、進展していかない・・・といったことになってしまいます。抽象的・非現実的・机上の空論・地に足がついていないというような状態なります。
実際のリーディング・カウンセリングでは
実際の『魂の構造リーディング』の際には、7大項目の7つの小項目、その他のたくさんある要素をとらえて、「その人ならではの経験や特徴や事例」をリーディング・カウンセリングしていくので、一人として同じ内容になることありません。
まとめ
7つのゴール(今世の霊的な目的・ゴール・フォーカス)は、【受容】【拒絶】【成長】【遅延】【支配】【従順】【停滞】に分かれています。ゴールというと、この地上的である社会的に「成功」「権力」「富」ではなく、今世での霊的な目的・ゴールのことである。
7つのモード(今世の性格的資質・行動)は、【力】【慎重】【情熱】【自制】【攻撃】【忍耐】【観察】に分かれていて、今世であなたが選んできた人格的特徴になります。
7つの態度(経験を処理する方法・主義)は、【理想主義】【懐疑主義】【精神主義】【禁欲主義】【現実主義】【皮肉主義】【実用主義】に分かれていて、人生をとらえる態度、どのように世界を観るか、どのように受け止めるかという世界観・価値観のことになります。
実際の『魂の構造リーディング』の際には、7大項目の7つの小項目、その他のたくさんある要素をとらえて、「その人ならではの経験や特徴や事例」をリーディング・カウンセリングしていくので、一人として同じ内容になることはない。
参考・引用文献 ワンネスインスティテュート365日メルマガ