エンパスについての意味、6タイプの分類されて、どのようなタイプがあるのか?
テレパスやサイコパスとの違い、HSPとの違いやエンパス=霊感ではないということ。
エンパス体質の方の対策・対処方法について書かせていただいています。
Contents
エンパスとは?意味は?人が多い場所で疲れる…人の感情に引きずられる…
エンパスとは、英語でempathと書き、empathy(エンパシー)という言葉が元になっているようです。
empathyというのは、共感や感情移入という意味であるということになります。
エンパスを簡単に説明すると、非常に高い共感・共鳴能力を持つ人のことを言います。
日本人の5人に一人がエンパスと言われており、アメリカ人は20人に一人という比率ということであるとのことですので、日本人の比率が多いことが分かります。
非常に高い共感・共鳴能力を持つので、人の思考・内面にあるものを自分のこととして体験したり、理解して行動してしまうということがあったり、人の不調や痛みを同じように体験してしまい、自分の不調や痛みであると勘違いしてしまったりということがあります。
また、人が多い場所で疲れやすいということや人の感情に引きずれないように注意が必要です。
エンパスをタイプ分けすると6分類。動物・植物・鉱物などや時間や空間、過去や未来に共鳴共感する能力を持つ人もいる。
大きく分けると6つのタイプに分けることができるようです。簡単に説明していきますね。
1つ目のタイプは、他の人の体で起こっていることを自分の体で感じる。
2つ目のタイプは、他の人の体で起こっていることを理解できる・分かる。
3つ目のタイプは、他の人の感情を自分のことのように感じる。
4つ目のタイプは、他の人の感情を理解できる・分かる。
5つ目のタイプは、他の人の考えに合わせて、行動する・行動してしまう。
6つ目のタイプは、他の人の魂やハイヤーセルフなどと繋がり、援助する。
細かく分けると、もう少しあるのかもしれませんが、分かりにくくなるかもしれませんので、ここでは大きく分けて6タイプということにさせていただきたいと思います。
6つのタイプを全部持っているという人もいると思いますし、1つ目だけのタイプに特化している・・・や2と4と6つ目のタイプ持っているというように複数のタイプを持っているということもあります。
複数のタイプを持っている中でも4つ目のタイプについては、強い共鳴・共感持っているが、2と6のタイプについては持っているが弱いということもあります。
細かく分けるとどんなものがあるのかと思われる方もいらっしゃると思いますので、少しお話させていただくと、人以外の動物・植物・鉱物などに共鳴・共感できる方もいますし、時間や空間、過去や未来に共鳴・共感する能力がある方もいらっしゃいます。
本人が自覚していない場合もあり、分からないうちに共鳴・共感しているということも多いはずです。
エンパス=霊感ではない…テレパスやサイコパスとの違いは?
エンパス=霊感が強いということではないと思っています。
エンパスのタイプのところでお話させていただいたように、エンパスの人でも共鳴・共感力の対象が人それぞれで異なり、強弱もあります。
人の感情や思考、痛みなどに対して、共鳴・共感力が高いが、霊的なものに共鳴・共感力がないという体質の方もいるので、エンパス=霊感ではないということです。
エンパスは、テレパスやサイコパスと混同されて考えられているケースも多いようですが、私は違うと考えています。
まず、テレパスを簡単に説明してみます。
テレパスとは、言葉を使わなくても、他の人に自分の意志を伝えたり、他の人の思考や意志などを理解する・分かるということになります。
エンパスは、感情や感覚を理解する・分かる能力になりますので、他の人の思考や意志などを理解する・分かるという、テレパスとは異なるものであると思います。
サイコパスとは、エンパスと同じように人の感情の共鳴・共感し、理解する・分かるという人もいるので、非常に似ています。
サイコパスは、その理解した・分かった感情を自分の利益や悪事利用するという特徴を持っています。
エンパスの人は、その能力をプラスの方向で役立てようとしていきます。
例えば、共鳴・共感し、理解する・分かることにより、その人に対して、〝どのように接してあげればよいか?〟や〝どのように手助けができるか?〟などというようにです。
エンパスとサイコパスを分けるのは、人格次第ということにもなるかもしれませんが、真逆の性質を持つと考えてよいと思います。
エンパスとHSPの違いは?他者や外と自分の境界線があるのか、曖昧なのかの違い。
エンパス(超共感力)を広めたのは、バージニア州スターリング在住のセラピストである、ローズ・ローズトゥリーにより広められました。
上記のエンパスとは?意味は?のところで書いたように、簡単に言うと非常に高い共感・共鳴能力を持つ人のことです。
目に見えない部分や主観、感覚を重視したもの、非科学的でスピリチュアル的な概念になります。
HSP(超敏感体質)は、Highiy Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略になり、簡単に言うとすごく敏感な人ということで、アメリカの心理学者エレイン・アーロン博士が1996年に考案したものだそうです。
目に見える部分や理論、客観を重視したもの、科学的で心理学的な概念になります。
エンパスとHSPの共通点は、自分の外の情報に敏感で疲れたりしやすい。
自分自身と他者や外との境界線で考えると、エンパスは、他者や外と自分の境界線が曖昧であり、他者や外のことを自分のことのように感じてしまう。
HSPは、身体の感覚器官が鋭いため、境界線は持っているが、他者より強い刺激として感じてしまう。
人の気持ちの他にも、光・音・香りなどの外からくる刺激に敏感で、感受性の強い人たちのことになり、人間だけでなく、猿や犬、鳥、魚などにもみられるということです。
エンパスとHSPは、お互い、一緒に扱われることも多く、内容もあまり変わりないことを言っており、エンパスは、HSPの一部だと言っておられる人もいます。
大半のエンパスは、HSPの性質を持っていますが、HSP体質の人がエンパス体質ということではないと私は思っています。
エンパス体質の方の対策・対処方法 瞑想やヨガ、ストレッチによって、自分主導での体に対しての感覚を磨く
自分のものではない他の感覚、相手の感覚や感情と自分の感覚が一緒になってしまい、自分の感覚が分からなくなってしまっているのでは・・・?と思った時の対策・対処の仕方を書いてみようと思います。
体は様々な感覚を感じているはずなのですが、相手の感情に巻き込まれてしまっているときには、自分の体で感じているはずの感覚を感じていない状態になってしまっている可能性が高いです。
まず、自分の体の感覚に集中してみる。
頭・首・肩・二の腕・肘・手のひら・手の指。
そして、胸・お腹・腰・お尻・太もも・膝・ふくらはぎ・足首・足の裏・足の指・・・と自分の体が今、何を感じているのかということを確認していく。
これを行っていくと、他の感覚、相手の感覚や感情が自分の体の感覚から離れていきます。
また、手のひらや体のいろいろな部分で凹凸のあるものを触ってみて、自分の感覚を確認してみるのもいいと思います。
私が自分の感覚を確かめたいときに行っていたのが、少しお金がかかるのですが・・・
自動販売機で冷たいジュースや温かいお茶を買って、それに触れる。
そうすることによって、冷たい・温かいということを自分の感覚として感じ取ること行って、他の感覚、相手の感覚や感情から自分の体の感覚から距離を取っていく。
実際に自分の感覚に意識を向ける練習をするため、エンパス体質の方に瞑想やヨガを勧めている方もいらっしゃいます。
もちろん、瞑想やヨガを行うことは大変いいことだと思います。
できる方は、是非やってみられてください。
私は、ストレッチをおススメすることが多いです。
瞑想やヨガよりハードルが低い気がするからです。
自分のペースで体を動かし、伸ばしている筋肉を自分の感覚として感じ取る。
これを続けていくことにより、自分主導での体に対しての感覚を少しずつ磨いていくと、他の感覚、相手の感覚や感情が自分の中に入ってきても対処が行いやすくなっていくはずです。
グラウディングやチャクラを閉じたりというプロテクションを行っていく方法もあるのですが、間違った伝わり方をするといけないので、直接お話しできる機会を作っていきたいと思っています。
パワーストーンでの対処ということでは、ヘマタイトやサードオニキス(縞瑪瑙)、ブラックトルマリン、黒水晶、ブラックスターなどの魔よけ効果がある石を身に付けると良いと思います。
まとめ
エンパスとは、非常に高い共感・共鳴能力を持つ人のこと。人が多い場所で疲れやすいといった特徴や人の感情に引きずれないように注意が必要。
大きく分けると6つのタイプに分けることができ、6つのタイプを全部持っているという人や1つのタイプに特化している人、複数のタイプを持つなどいろいろである。
人以外の動物・植物・鉱物・などに共鳴・共感できる方や時間や空間、過去や未来に共鳴・共感する能力がある方もいる。
人の感情や思考、痛みなどに対して、共鳴・共感力が高いが、霊的なものに共鳴・共感力がないという体質の方もいるので、エンパス=霊感ではない。
エンパスは、感情や感覚を理解する・分かる能力になるので、他の人の思考や意志などを理解する・分かるという、テレパスとは異なる。
サイコパスとは、エンパスと非常に似ているところがあるが、理解した・分かった感情を自分の利益や悪事利用するか、プラスの方向で役立てようとするかの違いがある。
エンパスとHSPの違いは、他者や外と自分の境界線が曖昧か、境界線はしっかり持っているという違いがある。お互い、内容もあまり変わりないことを言っており、大半のエンパスは、HSPの性質を持っていますが、HSP体質の人がエンパス体質ということではない。
エンパス体質の方が、自分の感覚が分からなくなっている時の対策・対処としては、自分の体の感覚に集中してみる。自分の体が今、何を感じているのかということを確認できると、他の感覚、相手の感覚や感情が自分の体の感覚から離れていく。
ストレッチなどにより、自分主導で体を動かし、自分の体の感覚を意識してみる。そのようにして、体に対しての感覚を少しずつ磨いていくと、他の感覚、相手の感覚や感情が自分の中に入ってきても対処が行いやすくなっていく。